やまがたクリエイティブシティセンターQ1の教育プログラム「PlayQ」（プレイキュー）では、2023年1月21日［日］に、山形大学古川研究室による「4Dプリンティング」を体験するプログラムを実施します。

4Dプリンティングとは、「3Dプリンティング＋時間」と表すことができる、3D形成技術に「時間軸」を加えた新しいものづくりの領域です。
3Dプリンティングに時間軸を加えるには、化学と機械の2つのアプローチが存在します。本プログラムでは、化学アプローチとして3Dゲルプリンターの体験を、機械アプローチとしてはゆらゆら3Dボードゲームの構造開発を体験します。

未来のものづくり“4Dプリンティングの可能性”を一緒に考えましょう。
今回のPlayQは、高校生向けのプログラムとなります。是非ご参加ください。

※本プログラムは、山形大学ソフト＆ウェットマター工学研究室（SWEL）がJSPS科研費 JP23HT0020の助成を受け実施するものです。
※協力：株式会社Q1（PlayQ）

■知的材料ってなに？ ゆらゆら構造と4Dプリンティングの世界に潜入しよう
日時：2024/1/21［日］10:45〜16:45
場所：やまがたクリエイティブシティセンターQ1 2階 シアタースペース［2-B］
対象：高校生
定員：15名（要申込・先着順）
参加費：無料
応募締切：2023年12月31日［日］
○白衣、実験ノート、三菱鉛筆の記念品など、当日は素敵なプレゼントも用意！
○参加にあたっては保護者の同意が必要です

■当日のスケジュール
10:45〜11:00　受付、開場
11:00〜11:15　開講式（ごあいさつ、オリエンテーション、科研費の紹介）
11:15〜11:30　講義「ゲルって何？ 知的材料って？ 4Dゲルプリンターとは一体？」
11:30〜12:15　実習「ゆらゆら3D ボードゲームなど」
12:15〜13:15　昼食
13:15〜13:30　講義「研究者の横顔 〜ソフトマシンDOJOの紹介」
13:30〜13:45　休憩
13:45〜14:45　大学生と歓談
14:45〜15:45　実習「やわらか材料で4次元のカタチをつくろう！」（発表準備）
15:45〜16:00　発表会「どんなカタチをつくりましたか？」
16:00〜16:15　アンケート記入
16:15〜16:45　修了式（未来博士号授与）、解散

■申込方法
下記リンクからお申し込みください。
https://area18.smp.ne.jp/area/card/10251/jdVpjk/M?S=pdtht0pbni0k

（撮影：三浦晴子）
【講師：古川英光先生】
やわらかサイエンティスト。山形大学大学院理工学研究科教授。高分子科学と機械工学を結ぶ専門家。3D/4Dプリンティング、ソフトマターロボティクス、新産業の実現を追求。持続可能な未来を創造。
フード・メディカル・ソフト材の3D/4Dプリンティング、ソフト&ウェットマター工学、ソフトマターロボティクスの社会実装を狙う高分子科学×機械工学研究者。ソフトマター（高分子ゲル・ゴム・プラスチック・食品）やハイブリッド材料の3Dデジタル製造を強化する研究、先端技術を社会実装する研究、3Dプリンターを教育に活かす研究、サステナブル4Dコンビニエンス・ファクトリー実現による新産業創出で、高付加価値と持続性の創造をローカルからグローバルに展開している。（https://swel.jp/）